
Eric Andersen / You Can't Relive the Past
今年になって買ったのは、Leo Sayerの「Living In A Fantasy」、KC & the Sunshine Bandのベスト、そしてEric Andersenの『Avalanche』『You Can't Relive the Past』などです。
とりあえず気に入ったのは、『You Can't Relive the Past』。Eric Andersenは地味なミュージシャンながら、自分にはジャストフィットする世界観を持った人で細々と集めて行きたいと思うフェイバリット音楽家の一人です。
ディランと根っ子を同じにするシンガーソングラターで『Blue River』は決定的名盤です。同時代のソングライターがそうであったような政治的な楽曲よりも、内面を掘り下げる繊細で浪漫溢れる作風に定評があります。放浪を愛し、リアルな情景描写により雨に濡れたような音世界を紡ぎだします。『Blue River』に流れる夏の日の落陽のような世界観は、心の奥深くを青いペンキで塗り込められ、深遠で透明なイメージで満たしてくれます。また一方で、狂気の側面を併せ持つ人でもあるような気がします。あまりにも無垢な心情の吐露は、狂気すれすれの危うさを常に抱えているような気がします。ニール・ヤングがボブ・ディランが早川義夫がそうであるように。
2000年に発表された『You Can't Relive the Past』は、その数年前にリリースされた『Ghosts Upon The Road』に良く似た感触を覚えました。イメージとしては寒い冬。冷たく濡れた床。安宿の汚れたシーツに包まる旅人。両手の指には決して消えない匂い。とか、そんな感じでしょうか?
表題曲は、やはり浪漫と狂気の同居人ルー・リードとの共作になっています。ディランがダニエル・ラノワと組んで作り上げた、バサバサの隙間だらけのロックンロールをピッタリとしたビニールでコーティングして退廃的に仕上げる手法(ちょっとしたボンテージ)に良く似たアレンジが施されています。
書き上げた絵画に誤ってコップの水を零してしまい、その完成作が見る見るダメになっていく様、ヒタヒタと水流が造形美を侵食していく様、それらは絶望的ではあるが、実に美しい。何もかも投げ出して見入ってしまうほど美しい。そんな人です(この形容で分かる人もいない)。
今年は買いたい音楽も溜まったし、数枚づつでも買っていこうかな。



なんか、すごく惹かれる紹介でした。そして、最後まで読んで、アルバムのタイトルもう一度見たら、もう一つが『Avalanche』で、あれっと思いました。
で、調べました。やっぱり、「雪崩」だ。
すみません、本文となんら関係ないけど、私、こういう循環するパターンというのか、話が最初に戻っていくのが好きで、勝手に喜んでいました。
そんなことはどう考えたってsandさんにも皆さんにも関係ないんですけどね。
自分は、
>絶望的ではあるが、実に美しい
というところを読んで、勝手に自分の世界に走ってしまったわけです。
で、この人の歌を全然知らないんだけど、きっといい歌を歌う人なんだろうと、今考えています。
もう今頃、新年の挨拶しても意味がないですけど、本年もよろしくお願いします。
どうも読んで頂いて、ありがとうございます。
>こういう循環するパターンというのか、話が最初に戻っていくのが好きで、勝手に喜んでいました。
なにを言ってるんですか? 今年も訳が分からんな〜。よーわからんけど、面白い人やわ
>というところを読んで、勝手に自分の世界に走ってしまったわけです
わけです。って、ずっと勝手に走ってるやん。そもそもね。そもそも君はね。そもそも。
>きっといい歌を歌う人なんだろうと、今考えています
なんか知らんが考えてるようなので、そっとしとこうよ。ダメダメ声かけちゃ。ややこしいこと喋り出すから。
>本年もよろしくお願いします
よろしく。ブログは毎回読んでいますよ。毎回突っ込みどころを探していますが、なかなか牙城は崩せません。