2006年11月11日

サンディが降らす雨

Fotheringay.jpg
Fotheringay / Fotheringay

 本日は雨降りです。シトシト降っています。結構、肌寒い。午後から休みなので部屋でコーヒーなど飲みながらBLOGの更新でもやっています。わりと楽しいですね。

 秋雨となるとトラッドでしょう。
今年はトラッド開眼の年だったな〜(TWANG氏には心より感謝)
去年の終わり頃にサンディの10曲入りのベスト盤(20th Century Masters The Millennium Collection)を入手しまして、曲数も少ないし手頃かな?って感じで聴き始めたんですが、これが凄かった!考えられぬほどの名曲揃い。

 それまでFairport Conventionのセカンドは好きだったけど、他のFairportのアルバムは、そんなに好きではなかった。
 これがベスト盤を聴いて一転、今年になって俄然サンディをネチネチ追い詰めていったのでありました。

 今年も終わりに近づいた今ともなると、ソロアルバム4枚とFairport関連、Strawbs関連、それに各種ライブ盤・編集盤を集め聴いていたのでした。
ジックリ味わう種類の音楽なので、これから丹念に聴きこんで行きたいものです。

 さて、サンディはやはり冬に聴きたい。雪などチラつくものなら好都合。
しかし、秋雨となれば、そんな事は言ってられない。

??±??〓.jpg それでFotheringay。

1969年11月にFairport Conventionを脱退したサンディは、旦那のトレヴァー・ルーカスとFotheringayを結成する(バンド名のFotheringayは、もちろんFairport Conventionのセカンドアルバムに収録された決定的な名曲)

 このFotheringayの評価はそんなに高くないのでしょうか?理由は主にトレヴァー・ルーカスの声が邪魔って事みたい。私は旦那のバリトン声も嫌いではないし、結構、クッションになって聴き通すには丁度良いみたい。曲毎に聴くときは飛ばしてるけど。
緊張感に溢れていた全盛期のFairport Conventionに比べると酷な演奏だけど、サンディの曲やボーカルを聴くには悪くないですよ。って言うかメチャクチャ良いわ。

 ドラマチックに盛り上がる、暗く翳った『Nothing More』で幕を開ける訳だけど(もちろん素晴らしい曲)、このアルバムの聴き所は、ほとんどサンディの弾き語りを基調にした簡素なバッキングによる4曲『The Sea』『Winter Winds』『Pond and the Stream』『Banks of the Nile』に尽きると思うな〜。
 先の3曲がサンディのオリジナルで、最後の曲だけ伝承歌。
『Pond and the Stream』はAnne Briggsの事を歌った曲みたい。

 この4曲のシンプルでデリケートな演奏に浮かび上がる、サンディの哀しみを帯びて、尚且つ、浮遊感のあるボーカルが素晴らしい。
 どの曲もそこはかとない哀愁と安息を感じさせる。あまり重過ぎないのが、余計に余韻を醸し出しているような気がしますね。美しい声です。所謂、美声でもボリュームのある歌唱でもないのに、切実な存在感が傑出して聞こえます。

 この4曲だけプログラムして秋の雨を眺めていると、英国の田園風景が広がって行くようです(見た事ないけど)

 どうでしょう?秋雨とサンディ・デニー。お一つセットで如何でしょう?
今ならリチャード・トンプソンが、もれなく付いて来ます(怒られるよ)


posted by sand at 16:37| Comment(7) | TrackBack(0) | コラム・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
買って聴いていない1枚だったりします。
老後です、ジャケは私凄く好きなんですが。しかし、このお写真、思い入れたっぷりに貼り付けましたね〜〜〜
Posted by evergreen at 2006年11月11日 20:47
このアルバムもまた私のツボにはまりまくりで、いや、とにかく大好きなのです。サンディ・デニーの歌が。

リチャード・トンプソンをおまけにしたらバチがあたりますよ。せめて、アシュリー・ハッチングスにしないと(って、こっちの方が余計怒られそう)。
Posted by nyarome007 at 2006年11月12日 02:00
evergreenさん

まいど、ありがとうございます。
是非、老後に御楽しみ下さい。あと50年後ですね??

>ジャケは私凄く好きなんですが。

あ、そうやね。そんな気する。

>このお写真、思い入れたっぷりに貼り付けましたね〜〜〜

はい!この写真を貼りたいが為に書きました。
綺麗だよな〜。

nyarome007さん

>とにかく大好きなのです。サンディ・デニーの歌が。

おお。これは嬉しい。UKフォーク・トラッド仲間ですね。この世界奥が深いので、長く楽しみたいですね。nyarome007さんの、おすすめ盤は全て購入予定リストに入っています。

>せめて、アシュリー・ハッチングスにしないと(って、こっちの方が余計怒られそう)。

あのオッサン頑固そうですね〜(^O^)
ハッチングス関連は厳しいのが多いから、まだまだ馴染んでいないですよね。
あの関連は冬ですよね。聴くなら。
Posted by sand at 2006年11月12日 16:03
このアルバムでは、サンディよりトレヴァーの方が好き。トレヴァーの歌にハズレ無し。
それじゃあどの曲が一番好きかというと「The Sea」
あのユッタリした感じがたまらない。死ぬ時はこの曲を聴きながら、あの世へ行きたいもんだ。ついでにボートラの「Gypsy Davey」もイイ!
どっちもトレヴァー歌っとらへんやないけ?!などと言ってはいけない。今回だけは見逃してくれ。
Posted by TWANG at 2006年11月15日 14:57
おじさん、こんちは。
例のプラント&コージーならびに日本の女の子は全滅でした。やっぱり儲からない。

>サンディよりトレヴァーの方が好き。トレヴァーの歌にハズレ無し。

ウソくさいな〜

>それじゃあどの曲が一番好きかというと「The Sea」

そりゃサンディが歌ってるよ!

>死ぬ時はこの曲を聴きながら、あの世へ行きたいもんだ。

絶対、聴かないと思う。嫁はんも面倒臭いと嫌がるでしょう。

>どっちもトレヴァー歌っとらへんやないけ?!などと言ってはいけない。

言うだろ!普通。

>今回だけは見逃してくれ。

見逃し過ぎて、三球三振です。
Posted by sand at 2006年11月16日 16:50
"Annie wanders...." と Anne の愛称からはじまるように "Pond and the stream" は歌詞をみると Anne Briggs のことを歌っています.
コメントで歌詞を紹介できないのが残念です.
Posted by 清水祥太 at 2010年01月26日 11:51
どうもはじめまして。そして遅れてごめんなさい。

Anne Briggsのことでしたか。まったく知りませんでした。教えていただいて、ありがとうございました。
Posted by sand at 2010年02月07日 17:08
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