2006年12月04日

ジャニスに抱っこされて

18 Essential Songs.jpg
Janis Joplin / 18 Essential Songs

 男とは、ちゃんとした女の人に、ちゃんと抱っこしてもらって初めて一人前の男と呼んでもらえるのです。男たるものとは、そうなのです。それが本望と言えるのです。

なになに?そりゃ、あんたがマザコンだからだって?ちゃうちゃう。Rain Dogs.jpg大先生(Tom Waits)などは、ちゃんと理解され実行されておられるのです。やはり京塚昌子嬢のような巨漢の女性こそ相応しい。例えデブ専ではなくても男とは、そんな風に思うものなのです。
 


 しかし巨漢の女性に出会う機会が無いと嘆く男性諸君。ならば小柄な女性に抱っこしてもらいましょう。小柄な女性の貧弱な胸に顔を埋めて、頭を撫で撫でしてもらいましょう。そういうのが男の夢であり、生きる理由と成り得るのです。

 ま、そういう事でジャニスです。いのかな?そういう事にして。ジャニスの身長は検索したけど分からなかった。映画やPVで観ると小柄に見える。(バックのミュージシャンが巨人並の大男揃いだったら違うかもしれないけど)
 振り絞るように歌うジャニスのブルースは、やっぱり凄くて聴く度に感動してしまう。大ファンには程遠い私なんかが言うのだから、間違いない事なのだろう。

JANIS JOPLIN.jpg 私の場合、昔から良く聴いてたのは、キャロル・キングとかリッキー・リー・ジョーンズとかになるので、ジャニスは、どうもエキセントリックなイメージが強過ぎて聴かず嫌いのまま長い年月を過ごしてきた。最近になって『パール』を聴き直して、ずいぶん落ち着いて聴けるようになった。ジャニスがどうこう言うより、私の先入観(情念とか魂の熱唱とかの謳い文句)が薄れてきた事が大きいような気がする。
 改めて聴いた『パール』は熱唱とか絶唱とかの大風呂敷(もちろん桁違いの迫力に違いは無いけど)を剥がしてみると、随分真っ当なR&Bシンガーであり、一人のチャーミングな女性であった。それから遡って初期に至るまで聴き進め、彼女の抱えていた物の、ほんの欠片ほどが理解出来るようになった。

 私はジャニスを天才シンガーとしてより女性として良いな〜。良い女だな〜。と思えるようになった(念を押すようですが彼女が天賦の才を引き受けていたのは間違いの無い事です。それが彼女にとって無条件の幸福だったのかは、推し量る事など出来ないのですが)

 そんな思いで、残されたジャニスの写真を眺めなおしてみると、実に笑顔が良い事に気がつく。実に美しい。
 男なら。貴方がもし男であれば。ジャニスのような小柄で魅力的な女性が目の前にいたならば『どうか抱っこしてもらえませんか?』と、真剣に極めて真剣にお願いしたくなるはずです。

 そしたらジャニスは、あの『Me and Bobby McGee』のような颯爽とした声で豪快に笑ってくれるのではないだろうか?『カ、カ、カ、カ』とか笑いそう。


☆実にお粗末な文章で申し訳無い。とても良い画像を見つけたので、張り付けたかっただけです。すいやせん。



posted by sand at 17:15| Comment(2) | TrackBack(0) | コラム・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ジャニスのこととなると、闇雲にコメントせずにいられません。「パール」は一番好きなアルバムです。周期的に2週間くらい聴きまくる時期が来ます。あの底の抜けたような情感の流れが開放的に感じるんです。
で、男性視点で感じる音楽レビューがとても新鮮で面白かったです!
なるほど〜ジャニスって「女」であることも音楽の一部で重要部分なのですね。あの身体と音が一体になっているようなブルースが、男性にとってはたまらない癒しになるのでしょう。何となくわかるような気がします。
考えてみれば私も彼女の「女性」の部分にシンクロして聴いているところが大きかったみたいです。自分が女っ気が大変少ないタイプなのにでもやっぱり女で、なかなか女としてのハイパーな部分を表に出せない構造のジレンマを、ジャニスに同調することによって解放させていたのかも。それは気持ちいいはずですね。今まであんまりそういうこと考えてなかったけど、自覚しました。
うーん、これからはジャニスとの付き合いに新たな展開が始まりそうです!
Posted by 志穂美 at 2006年12月05日 22:44
こんちは。いつも、ありがとうございます。
このような酷い文章に志穂美さんの秀逸なコメントは勿体無いですが、読ませて頂いて嬉しいです。ありがとうございます。

>「パール」は一番好きなアルバムです

私もそうなんですが、最近、コズミック・ブルース・アゲイン・ママを良く聴いてますよ。粗さが男性的なんですよ。こっちはまだ。R&Rならこっちかな。

>底の抜けたような情感の流れが開放的に感じるんです

なるほど。上手い表現ですね。ドバーと流れ出しますね。

>ジャニスって「女」であることも音楽の一部で重要部分

これは一般的には、どうか?とは思うんですが、私は「パール」に関しては母性を感じるんですよね。包み込まれて行くような。ここでのジャニスは柔らかい笑顔の女なんですよね。私にとっては。

>なかなか女としてのハイパーな部分を表に出せない構造のジレンマを、ジャニスに同調することによって解放させていたのかも

なるほどね。って納得しても良いのかな(^O^)
志穂美さん女らしいじゃないですか。鬼太郎村のお写真拝見しました。今でも、すごいスレンダーな美人じゃないですか。たまげた!

 で、「パール」はパティ・スミスだと『ウェイブ』で、「チープ・スリル」が『レディオ・エチオピア』とかね。『パール』も『ウェイブ』も、ずっと奥が深くて遊ばせてもらえる。
R&Rなら「チープ・スリル」や『レディオ・エチオピア』なんだろうけど。
なんて書いたけど全然違うかもしれません。


ただ、ジャニスの場合は、バックバンドが変わってますからね。そのへんの変化かもしれないですね。ビック・ブラザーは、やたらクセのあるバンドでしたし(あの時代のシスコサウンド聴くなら当然こっちだけど)
Posted by sand at 2006年12月06日 16:28
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