2012年12月30日

暮れも押し迫ってLuka Bloomばかり聴いてる

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Luka Bloom - Turf

 ネットから逃げてばかりの48歳です。どうも良くないです。良くないな〜。良くない。
時々ネットに顔を出そうかと思いますが、すぐに面倒になって止めてしまいます。

 最近、少し痩せました。やたら太ってしまって、肩が上がらなくなったのでダイエットを始めました。少し痩せたら、ちょっとサッパリした服でも買って、良く晴れた日に街中まで自転車で行って、中古CDや中古本を物色して回りたいな〜などと夢を抱きました。
 3ヵ月後にその夢がアッサリ叶ってしまいました。12月になって2回決行しました。久しぶりにCDを20枚くらい買いました。でも驚異的に安かったです。音楽産業も深刻なんだな〜と感じてしまいました。

 昔から好きで、ちょくちょく聴いてたLuka Bloomが500円くらいで6枚くらいありました。しかも、その日は20%割り引き券を持っていたので全部買いました。アイルランドのSSWです。詳しいことは知らないし、知ってても教えません。

 でLuka Bloom。何枚聴いても同じに聴こえるのに、何を聴いても飽きません。動画はU2のカバー『BAD』の出来が良いようです。

http://www.youtube.com/watch?v=gjVpLI5c8_U&feature=share&list=AL94UKMTqg-9B7gsY438kbeVahPDutWxhK

 今年は後2日ありますが良いことが多かったと思います。業績も上がったし、お金もある程度稼ぎました。あまりお金の事で思い悩むことは無くなりました。その代わり他の事(特に人間関係)では悩みは多いです。昔とは少し違う場所に移動したという事なのでしょうか。普段の生活は何も変わりません。特に贅沢がしたいとも思いません。

 貧乏な頃は仕事が好きだと胸を張って言えたのに、今は、何か後ろめたい気持ちがあります。でも、まあ、仕事は好きな方です。来年も頑張ろうと思います。稼げるうちに稼いで、そのうち駄目になって、あの頃は良かったな〜とか思うのも有りがちで良いパターンなのでしょう。

 人と出会う事は、自分の中の新しい側面に触れる事のような気がします。今年も色んな人に出会いました。それこそが財産なのだと最近つくづく思います。ネットで出会った方々にも同じと事が言えます。大切にしなければいけません。
posted by sand at 07:21| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月29日

その後に考えたこと

 夕方5時に寝て、夜の10時に起きる規則正しい生活を続けている。土曜の夜だけ仕事をパートさん達に任せて、朝までゆっくり過ごす。ジョギングしたり、DVDで映画を観たり、ダラダラ寝たり、本を読んだり。今日は長く放置しているブログを更新することにした。

 更新と言っても昔ほど書きたいことが有るわけでもなく、かと言って小説を書くのは億劫になった。また書いてみたいとは思うし、アイディアを練ったりもするが、なかなか実行に移せない。違う形式で新たに挑戦してみたいとは思うが…。今は他にやりたい事が多い。焦らずに続けたいとは思う。

 昔より仕事が忙しくなった為に変わってしまった事は、周囲の自分達を見る目だ。「自分達だけ儲かって」などと言う陰口を聞くことが多くなった。従業員さん達を使うのも難しくなってきた。実際は余るほどは儲からないし、設備を買い換えたり、新しい投資に金がかかたり、とても楽とは言えない。それでも従業員とは壁が出来てしまった。そのことで考え込む事も多い。

 昨年の後半から今年にかけて、5人アルバイトを増やした。そのうち2人は海外からの留学生。中国の内モンゴルから来た男の子とベトナムから来た女の子。2人ともよく働く。祖国の話をしたり、日本の印象を聞いたりする。時には中国の政治の話になったり、ベトナム戦争の話になったりする。感じるのは2人とも、とてもニュートラルだということだ。平和が好きだと言う。そして日本は良い国で、とても好きだと口を揃えて言う。2人には悪いが自分は今の日本を好きだとは言えない。
 震災以降、自分と社会との関わりを考えてみる事が多くなった。でも明確な答えは出てこない。
若い頃、小さな夢を抱いて事業を始めた。正直に言って社会がどうであれ、与えられた環境の中でベストを尽くすだけだと思ってきた。社会が悪いだとか言う台詞は言い訳だと思った。しっかり働いて子供を育て、夢を叶える努力をした。そしてその夢が叶えかけると強欲だと言われた。自分の事しか考えない。と言われた。「うるせぇな〜」と思う。「お前ら、たいして努力してねぇだろ?」と思う。

 今、自分はこの場所にいる。みっともない。混乱している。今これから自分がやって行きたい事と、社会との関わり方が分からない。これは自分の性格的な問題なのかもしれない。そしてそれは、今の日本社会のある部分を象徴しているのかもしれない。

 答えはサッパリわからないが、前に進んでいくしかない。進みながら考えるしかない。

ブルース・スプリングスティーンの「Wrecking Ball」は評判が良い。もちろん作品は素晴らしいとは思うが、90年代の暗黒期を知っているファンとしては、どうにも納得がいかない。ブルースのやっている事、言っている事は当時から少しも変わってはいないのだから。
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2012年03月20日

最近、思ったこと

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Sandy Denny / No More Sad Refrains

久しぶりに最近思ったことなど書こうかとしていますが、考えがまとまらない。
もうずっと忙しくてゆっくり出来ない。有難いことだし、疲れ果ててる訳ではないけど、これで良いのか不安が付きまとう。結果は悪くないし、そこそこ儲かってるけど、ビックリするほど儲かってる訳でもなくて、今、自分がどんな場所にいるのか実感できない。

やろうとする方向は固まったような気がするけど、それをどれくらいやるのか、やればいいのか、そこが決めかねている。特に一人でやるのか、それとも誰かとやるのか、そこが問題のような気がする。

最初始めた時はお金が目的ではなかった。それからやっぱりお金が無くて苦労して、それでも続けてたら、少しお金が余るようになって、それでやっぱり思うことは、目的としてはお金ではなかったと。目的は最初からバカみたいに単純なことで、ワクワクしたいとかドキドキしたいとか、そんな事のような気がする。結局、リスクを払わなければそんな気持ちにはなれない訳で、無茶を重ねる事が美徳な訳で。

一方で、もうこれ以上妻や子供たちにお金で苦労はさせたくないと思う。それでストライクゾーンに球を置きに行ってるような気がする。思い切りが悪い。キレがない。

思い切ってやれば良いのではないでしょうか。47歳の新人投手は過去から一切学ばなくても良いのではないでしょうか。過去から学びすぎて身動き取れなくなったりしたくない。

楽しくやれなければ意味が無い。握り締めた「安定」などは投げ捨てて、いつ舞い落ちるか分からない「チャンス」などという胡散臭い代物を待っていたいのであります。

posted by sand at 06:36| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月25日

2011年のSnowbound

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 ああ気がつけば今年も終わりでした。最近はジョギングにハマってネットはご無沙汰になっていました。もう誰も読まないとは思うけど、来年の目標など自分の為に書き残しておこう。

 今年の仕事面は良かったと思います。結果が出ました。いつまで続くかは分からないけど。調子に乗らず、気を抜かず、今までどおりコツコツやっていこうと思います。

 ジョギングが面白くなってきた。走れる距離も伸びてきた。来年に達成出来るかは分からないけど、マラソンの大会に出るのも目標にしたいです。

 ネットで書いてる文章は、断続的にでも書き続けていこうと思います。このままネットのサイトに投稿して行くのも渋い気もするし、どこかの文学賞に応募して行くのも面白いかもしれない。どっちにしても結果を求めるより継続することが大切な気がします。

 今年は大きな出来事がありました。自分に出来ることなど考えたりもしました。ただ短期に出来ることは限られています。長い視点で考え続けて行きたいと思います。それで誤魔化しているのかもしれないけど。

posted by sand at 02:43| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月10日

Drops of Jupiter

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Train / Drops of Jupiter

 今日は普通の日記です。
前回書いたのが出来が悪く、楽しめなかったので、さらに、ゆっくりの更新にしようと思います。このブログに関しては継続させるのが唯一の目的なのでボチボチやっていこうと思います。
8月の仕事は若干ゆっくりなので、中篇か長編に挑戦してみたいけど無理だろうな〜。

 京都に行った娘も、持病に悩む娘も、どっちも今のところ踏み止まっているようです。頑張って欲しいものです。

 仕事は結果的には売上も利益も伸びているのですが、とにかく波乱が多い上半期でした。店舗周辺に同業者が2店舗出店してきました。1店舗は真横。納品先にも強力なライバルが進出してきました。なかなか手強い相手です。しかし「ピンチはチャンス」でもあります。自店のサービスや商品を見直す良い機会だと考えて長期的な視野に立って判断して行きたいと思います。
でも、まあ、不安だし前途は多難だと率直に感じます。

 CDは本当に安くなりました。レンタル落ちなら200〜300円で手に入ります。今のところそれで充分です。昨日も6枚くらい買いましたが2000円くらいしか払いませんでした。長く音楽を聴いてきたので定価で買って貢献したいところですが、なかなか金銭的に難しいです。申し訳ないけど。

 最近の人達ではTrainを良く聴きます。アーシーなコールドプレイと言いましょうかね。このような乾いた泣き節が好きなもんでしてね。

posted by sand at 06:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月29日

『星影の小径』Best Of 利根一郎

 なんと書いたら良いのか分からないのですが、私のような時事にあまり関心のない人間にも今回の震災は大変な衝撃でした。被災されて苦しい日々を強いられて方には月並みな事しか言えませんが、なんとか乗り越えていただきたいと願っています。願っているって言っても何も出来ません。こちら九州は申し訳ないくらい、被害も不便も感じることなく日々過ごさせていただいておりまして、なんと言いましょうか。申し訳ないのであります。いろいろ考えたり、生活を見直したりしています。

NHKの『ラジオ深夜便』で放送された作曲家・利根一郎特集がとても良かったです。その日に聴いた中でも特に印象に残った曲を集めてみました。ちあきなおみさんはカバーになりますが、秀逸なカバーなので選びました。











posted by sand at 12:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月02日

のそのそ明けた新年

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 あけました。毎年、年初にいろいろ考える。それで上手く行ったり、行かなかったり。
上の娘が大学入試で下の娘は高校を変わるかもしれない。でもそれはもう娘達自身の問題なのかもしれない。考え急ぐことは止めよう。

 年末に仕事上で大きなチャンスがあった。大きく飛躍できそうに思い、散々迷ったが、その話に乗るのは止めた。嫁さんも反対したし、結局、急ぐ必要がないと自分でも判断した。チンタラやるのが自分に合っている。成功はしたいけど、金も欲しいけど、人に認めてもらいたいけど、全部、少しで良い。

 努力して少しだけ上手く行くようになっても不安は消えなかった。少しだけ自分の力で飛べるようになっても、今度は、いつ落ちていくのか、そのことだけが気になる。
のんびり行こう。仕事は面白いし、やりたい事も多い。でも急ぐ必要はない。

 出来るだけ遠回りして行きたい場所に辿り着くのが良いのでしょう。今年はたくさん道草を食う年にしましょう。どんな道草にするかは、これから考えるとして。

 少しお金が出来たので年末にかけて沢山CDを買った。ハリー・ニルソンのこのアルバムもそんな一枚。今の気持ちにフィットして穏やかに聴いた。

 
posted by sand at 15:12| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月21日

Lost and found

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 ぼやぼやしてたら11月も後半になっていました。
12月は忙しくなりそうなので、今のうちに色々思う事など。

 母が死に、その後、会社を始めて。そんな感じで始まりと終わりが様々な場面で続きました。意図してそんな選択をしたこともあるのですが。

 まず良いこと。今年の中盤くらいからお金が残り始めました。最初の数年を除いて、なかなか残すことが出来なかったのですが、ついにそんな時がやってきました。ビックリしました。努力が実ったとか、積み重ねが成功に導いたとか、そんな気持ちにはなれなくて、うろうろしてたら意外な場所に出たといったところです。で、また、うろうろします。
 少しでも結果が出たのは正直嬉しいし、やっぱりホッとしました。でも、まだ終わりではないし、まだまだゴールは先のことです。

 悪いこと。娘のパニック障害が深刻になっています。今春入学した公立高校も進級が難しくなっています。おそらく通信制の高校に移ることになりそうです。本人の意欲はあるし、成績も良いほうです。毎日、登校していますが、授業を受けることが出来ません。
親としては、とても悔しいです。ですが私どもが悔しがることが娘に心理的な負担をかけることになります。とても真面目で人の気持ちを考えすぎるところがあります。娘には。
娘が思い描いた未来を、私どもは見せてやる事が出来ないのでしょうか? そんなことはないと思います。どんなに遠回りをしてもその場所に辿り着いて欲しいものです。

 親の願いというものは子供にとっては重荷でしかありません。かって私がそう感じたように。娘はもっと自由になる必要があるのかもしれません。ちょっと漠然としていますが、よく考えてみます。

 死んだ父が「商売には根性はいらない」と教えたことを今でも思い出します。確かに実績が上がってきたのは肩の力を抜くことを覚えてからです。商売は力任せに水を汲みに行く事ではなく(それでは体力が持ちません)いつでも少量の水が飲めるように、自宅の前に水路を引くことだと感じます。力は必要ではありません。ただ根気良く水が上手く流れるように調整してやることが大切ではないかと感じます。

 そしてそれは商売といわず、人との関わり全般に言えることのように感じます。肩の力を抜いて耳を澄ます必要があります。終わりと始まり。別れと出会い。喪失と発見。それらは、間違いなく連なっているのです。滑らかな水の流れのように。

posted by sand at 17:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月29日

打ち解けない人なので

 ここ何年か仕事の調子が良い。売り上げは年々伸びているし、お金も少し余り気味になってきた。収支を合わせると、確かにちょっとは稼げているようだ。これはもしや成功というものに近づいて来てるのだろうか?と、それはそれで落ち着かない。

 変わったことと言うと時間の使い方が変わったような気がする。無駄な時間を極力カットして仕事を早めに切り上げ、あとはプライベートと区分けをしたりしている。しかし、それはそれで味気ない。効率的というのは「つまんない」ものでもある。

 だからと言って昔に戻る気もない。そのうち自然に変わってしまうかもしれないが、今はこのまま進みたいものだ。相変わらず混沌としたままだけど、少し面白くなってきた。混沌とした未来を思うとワクワクしたりする。勝ち負けとは別に、興味が沸いて来た。この先に何があるのか、ただ、それだけが知りたい。

 少し前は誰かと共有したい物があった。今はそれとは少し違う。それは、なんでしょう?よく分からない。勘違いかも? 結局、どっちでも良いです。気持ちよく騙されていれば良いのです。

 綾瀬はるかさんの「マーガレット」は、めちゃ良い曲です。作詞 松本隆、作曲 呉田軽穂(ユーミン)とのことで、やはり80年代の呪縛は付きまとうのでした。

posted by sand at 17:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月08日

純然たるジャンクを求めたりして

 今日は嫁と言い争いをして、少し凹んだ。
最近は、あまり凹まなくなったので、凹んで良かったと思った。
ちょっと自分に自信がついたのかもしれないが、自信を持ってる(ように見える)人は、苦手だ。そんな人に自分がなったりしませんように。

 善人にも、繊細にも、著名人にも、金持ちにも、そんなになりたい訳ではないけれど、何事か成し遂げたいとは思っている。ただ、その何事とは何なのかが今ひとつ分からない。

 分からないけど、それが「本物」ではないことは確かだ。「こだわり」などとは対極に位置する。自分は自分のことをジャンク品だと思っている。ジャンクではあるが、何事か産み出したい。たぶん、大事なことだと思う。

「純然たるジャンク品」とは、どんな商品なのだろう? 

社会に貢献など、とても出来ないけれど、誰からも褒められたりしないけれど、手に取った瞬間に、それが、それだと分かるのだ。
 それこそが、それだと。一般的には無意味だけどね。

tim buckleyの色あせない輝きとは何なのでしょうね? どうしたら、それを提示できるんでしょうね?
posted by sand at 17:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月26日

新田・新田


アンプラクド〜アコースティック・クラプトン

アンプラクド〜アコースティック・クラプトン

  • アーティスト:Eric Clapton
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1992/09/10
  • メディア: CD



 日曜日の午後に仕事から戻ると、妻が玄関に出てきて、ゴホゴホと咳払いをした。
玄関床には見知らぬ男物のスニーカーがある。『上か? 下か?』僕は無言で親指を上下に動かす。
妻の親指が下を指した。下の娘の男のようだ。

 娘たちのカレシが家に遊びに来るのは嫌ではない。むしろ嬉しい。青春って良いな〜と他人事のように思う。妻は少し心配そうだ。時々用もないのに部屋の様子を窺いに行く。
「悪趣味だよ」僕は言う。「モラルよ」妻は言う。

 僕は風呂に入って、自室で缶ビールを飲む。パソコンでエリック・クラプトンの動画を眺める。日曜日の午後が持つ豊かさを堪能する。

 2階からゴトゴト物音が聞こえた。僕は耳を澄ます。背中がひんやりと凍りつく。僕は焦っている。どう気持ちを整理したら良いのだろう?
 急いで自室を出て、妻の元に駆け寄る。「今、2階で音がしたよ」
「聞こえた」妻は落ち着いてコーヒーを飲んでいる。僕は妻の顔を見て少し落ち着く。
「どんな子?」僕は親指を立てる。
「真面目な子みたいよ。でも愛想が悪いわね。恥ずかしがりや、なんだって」
「へぇ。俺に似てるね」僕は少し嬉しくなる。

「そうね。私もあの子に言ったのよ。お父さんに似てるんじゃない?って」
「そしたら何って言った?」僕は身を乗り出す。娘が何て返事したのか気になる。

「やっぱり父親に似た男を選ぶもんじゃない?って言ったわよ」妻は僕の背中を平手で叩いてカカカと笑った。

 僕は呆然としていた。数秒、気絶していたかもしれない。それから僕は出来るだけ難しい顔をする。腕組みをする。頭を指先でゴシゴシ引っ掻き回す。肩をトントンする。
「民主党は期待外れだね〜」僕は難しい顔をしたまま自室に戻る。唇の隙間から新田・新田が零れ落ちそうになるのを必死で我慢しながら。

 自室に戻ると慌てて辺り見回す。そして唇に付着した新田・新田を慎重に拭き取ってゴミ箱に捨てる。それから缶ビールを飲み、パソコンに写ったクラプトンに目を移す。僕はまたボンヤリする。しばらくして我に返った僕は唖然とする。口の周りに新田・新田が大量に繁殖しているではないか。僕は慌ててパソコンを落とし、寝室のベットに駆け寄り、辺りの様子を窺ってから、毛布を頭からかぶる。それから僕はこう呟く。

「さあ。思う存分新田・新田しようか」


★相当、甘いけどリハビリ中。また、たまに書いていこうと思います。完全に趣味として。色々思うこともありましたが、批判する側より批判される側を選びたいとか(どっちでも良いけど)。結局、書くのが好きなのです。最初の頃に書いてた軽いのも書いてみたいもんす。
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2010年03月21日

Deja Vu All Over Again


Deja Vu All Over Again

Deja Vu All Over Again

  • アーティスト:John Fogerty
  • 出版社/メーカー: Geffen Records
  • 発売日: 2004/09/21
  • メディア: CD




 娘が志望していた公立にも合格しました。まずは良かったです。
やはり試験の途中で何度か退席したみたいで、心配でしたが、なんとか。
 今後どうなるのか分かりませんが、今のところは、これで良しとしましょう。

 会社の方は、少し形になってきました。もう一息。3月中に、こちらもなんとか。

 仕事はやっぱり楽しいです。野望とかあるわけではなくて、楽しいので続けたい。関わってる人も長くなったので、なんとか整備してあげたいです。45歳にもなって捻りも何もないですが、頑張りたいです。と言っても何かしらの結果を求めている訳でなくて、ただ頑張って過ごすのが単純に好きなのです。今年になって入念に検査してもらったけど身体はどこも悪くなかったです。

 二人の娘を大学にやって就職させて、その後、女房に長生き出来るくらいお金を残したいです。出来るだけ長く死ぬまで働きたい。隠居などしたくない。バリバリ働いて、好きな音楽聴いて、ビール飲んで寝る。そういうの死ぬまで続けたい。年を取るってことが、抱えてるものを、少しずつ消し去ることで、いつしか内面が透明になれるのだとしたら、年をとるのも悪くはないと思います。

 母が死んで、自分の中に何が残るのだろうかと思っていましたが、見事に何も残らなかった。母は、何ひとつ残さず逝ってしまいました。痛快と言っても良いのかも。

 母は死ぬ前、こう話していました。
「欲しい物は何もない。行きたい場所は何処もない。生きているのは退屈で、生きているのは本当に面倒臭い」

 変わっていく自分を眺めるのは面白い。無責任に、大変、無責任に変わって行けば良いと思います。


posted by sand at 18:01| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月09日

Cry Like A Rainstorm


クレイグ・フラー/エリック・カズ(紙ジャケット仕様)

クレイグ・フラー/エリック・カズ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: クレイグ・フラー/エリック・カズ
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2007/09/19
  • メディア: CD



 今日は嬉しいことがあった。具合の悪かった娘が私立高校の受験に受かった。一時は通学が難しいので通信制の高校を薦められたりした。別にそれが悪いとは思わないが、自分なりのペースで遠回りに遠回りを重ねて、病気を克服しようとする姿を見てきた。普通の人から見れば理解できない病気だ。ただ黙って教室に座っている。ただ、それだけ。それだけが出来ない。何度も早退して部屋で泣いている姿を見た。「悔しい。悔しい」何度もその言葉を聞いた。

 娘は少しだけ前に進んだだけなのかもしれない。また2歩3歩と後に戻ったりするのかも。それでも人というものは、いつか、それらの運命というようなものに追いつく時が来るのではないかと思う。
 それに追いつき、それの肩を抱いてこう言うのだ。「お疲れ様。ここまで導いてくれて、ありがとう」と。

 などと言うことを、父は最近になって思ったりする。でも、それまでは、まだまだ叫び続ける必要があるのだよ。ベイベ。


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2010年02月07日

ほぼ南部の人


Old No. 1

Old No. 1

  • アーティスト: GUY CLARK
  • 出版社/メーカー: Sugar Hill
  • 発売日: 2008/03/11
  • メディア: CD




 更新しようかと思ったんですが、特に何も書くことなかった。
最近はスワンプロックと言うのでしょうか。南部っぽいの、よく聴いてます。
ドン・ニックスとかジェシ・エド・ディビスとか、このガイ・クラーク(この人はスワンプっていうよりカントリーかもね)とか良いですね。どういう按配でそんな趣味になったのか分かりませんがね。渋みか…。ないな〜。そういうの。

 やっぱり男らしさって憧れるんですがね。男らしさって何なのかが問題ですね。それほど、そのことを考えてる訳じゃないけど。話の流れで、そうなってしまって焦ったりしてます(こういうのが男らしくない)。

 やっぱりこの更新には意味がなかった。軽く落ち込みつつ、おやすみなさい。

posted by sand at 17:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

Harvest


Harvest

Harvest

  • アーティスト: Neil Young
  • 出版社/メーカー: Wea Japan
  • 発売日: 1994/06/16
  • メディア: CD




 会社を作りました。こだわるのが、あまり好きではないので、半日だけ考えて「株式会社 ハーヴェスト」としました(現在、登記中。クレームが来て変更があるかも…)。もちろんニール・ヤング氏の名盤から取りました。とくに思い入れがあったわけではなくて、ちょっとばかりパンに関わりがあるかも。といった理由です。ただ「ハーヴェスト」は、よく聴きます。とくに「週末に」と「ハーヴェスト」の冒頭を飾る2曲の脱力といいますか、やるせなさと言いますか、とにかく大好きです。

 会社にしたのは、税金とか年金とか少しばかり営業上とかの、あまり色気のない理由なのですが、なんといいましょうか、やはり嬉しいのです。新しい息吹なんぞを感じると言ったら詐欺師でしょうか。燃えている!とか書いたら犯罪者でしょうか。社会の片隅で人間のクズとして生きてきた人間が会社を持つなんて! なんという罰当たりな。なんという勘違い。なんという辱め。

 なんと言われようが、わたしはこの会社にしがみついて一生過ごしていきたいとか身の毛のよだつようなことを考えて周囲から引かれています。

 借金に苦しむ不遇のパートさんを一人だけ社員にしてやろうと考えています。わたしは本気で、その女性を救えるのではないかと、本気で思っているのです(バカ)

posted by sand at 18:39| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月11日

10日遅れの始まり


Sound Affects

Sound Affects

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Japan
  • 発売日: 2004/08/09
  • メディア: CD




 母が死んで7日目を終えました(65歳でした)。ほとんどヤル気は出ないけど、そろそろ始めないとね。とりあえず転がしとこうと。

 出来るだけ具体的に。こんな時は具体性こそが唯一の救いですな。知らんけど。

1.遺品処理と各種届出(嫁はんと協力してやろ)
2.頂き物のお礼やらお返しやら(こんな時に頂くのは有難い。しかしお返しは面倒。罰当たりな)
3.新規開拓(手を付けてる大手が3件・あと小口の病院、学校関係をつぶしていこ)
4.新製品開発(いくつか案が出てるから、これはボチボチつめるか)
5.法人化(これは今回のメイン。やるべきか、やる必要なしか。要相談)
6.確定申告(早めに取り掛かりましょう。2月中旬までに)
7.事務所と仕事部屋の掃除(1月中に絶対!)
8.健康診断(そろそろ行かねば。これも1月中)
9.体育館通い再開(また走らねば)

 こんなところで。書いたら、ちょっとヤル気が出てきた。今年は高校受験。来年は大学受験が控えていますよ。がんばってくださいよ。sandさん。がんばり時ですよ。いつまでもメソメソしていてはダメですよ。お父さん。

posted by sand at 18:05| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月30日

サヨウナラ2009


Fear

Fear

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 1991/08/27
  • メディア: CD




 もう終わりですね。

 今年の仕事は上手く行きました。最後に伸び悩んだりズッコケたりしましたが、上出来でした。
 体育館での運動は1年続けることが出来ました。やはり走ると気持ちがいい。たぶん春に比べると8キロくらい痩せました(それでもデブなのが哀しい)。ハードロックを大音量で聴きながら5キロくらい走ります。間違いなくストレス発散できます。

 母は昨日から今朝にかけて死の淵にいましたが、お昼ごろにまた帰還しました。とりあえず正月は乗り越えて欲しい。
 書きませんでしたが、下の娘が軽いパニック障害を患っています。授業を受けられなかったり、学校に行けなかったりしました。今は少しづつ自信を回復しているところです。メンタルクリニックに通院しています。
 様々な方々のサポートを受けて、彼女は人間的にも成長できたような気がします。

 今年の1曲は、Toad The Wet Sprocketの『All I Want』でした。90年の頭にリアルタイムで聴いた時は、なんと軟弱なんだろうと情けなくなったものです。それが軟弱も情けない40男となった今では、なんとはなしに泣けてしまうのです。若さとはなんと無防備な。今となっては手も足も出せぬほど美しくもある。

 では良いお年を。

posted by sand at 17:19| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月27日

ゆるい週末


Blind Faith

Blind Faith

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Japan
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD




 先週、母をホスピス棟に移して、ホッとしたのか自分がメニエールの症状を起こしてダウン。その後、復活し、今日また主治医から母の余命が2〜3カ月だと言われて、またブルーになってしまいました。分かってはいるし、同じことの繰り返しですが、やはり、なんといっても、やっぱりね。

 2年弱の介護生活もいよいよ大詰めを迎えたようです。最初は、介護のことで実務的な事を書こうかと思っていましたが、もう、どうでもよくなりました。結局、自分は運が良かった。良い人にめぐり合えたと言う事なのでしょう。これまで関わっていただいた、ケアマネージャーの方・ホームヘルパーの方・訪問看護の方・大学病院の主治医・転院先の主治医・それぞれの病院スタッフの方々・ホスピスのスタッフ方々。すべて良くして頂いた。介護生活は本当にゆるかった。もっとハードで苦しいものだと思っていました。病院に邪険に扱われて、転々と入退院を繰り返すものだと思っていました。高額な医療費を請求され、役所からゴミのように扱われ、身包み剥がれるものだと思っていましたが、まったくそんなことは起きなかった。

 最後に母親の名誉を回復させてあげたいと切に思うのです。女社長として腕を振るった人です。死ぬ前になるのか、死後になるのか分かりませんが、そうするにはどうしたら良いのか頭をひねっています。

 復讐ではなく、もっとゆるいものです。週末にゆったりと帰宅するようなものです。住み慣れた、あの場所に。





posted by sand at 17:33| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月24日

その後の"ぷっちょんさん"

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 嫁さんが画像を送ってくれたので、意味なく貼り付け。
その後の"ぷっちょんさん"は相変わらずでした。
posted by sand at 01:50| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月16日

冬が来る前に…更新でも

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Tim Hardin / Bird on a Wire

 こんばんは。朝晩は肌寒くなってきました。お久しぶりの更新ですが、最後まで書けるのでしょうか? 今、2行目で心細くなってきました。

 午前6時過ぎに配達に出るのですが、ちょっと外気がヒヤッとして、良い感じです。車の窓を細めに開けて肌寒い音楽でも聴きましょう。それでTim Hardinなんですが…古臭い人間です。

 肌寒い朝は、なんといってもホットの缶コーヒーが美味いということに尽きますね。僕はジョージアのヨーロピアン・ブレンドを飲みます。微糖と書いているのが出腹主義者には必須です。行き付けの自販機があるのです。どうも自販機見知りなので、バッタリ出会った自販機に気安くお金を差し入れたり出来ません。わりと保守的なのかな? 警戒心が強いとか。気心の知れた自販機で、押し馴染んだボタンを押して、いつも通り缶コーヒーが出てくるとホッとします。七隈四つ角から茶山の方向にあるパチンコ屋の前の自販機です。もちろんパチンコ屋は閉まっています。人通りもあまりありません。時々夜勤開けのタクシーの運転手が居眠りしています。痩せた野良犬がヨロヨロしながら通りを横切ります。僕は缶コーヒーを両手で持って、毎朝、心細くなります。スキあればメソメソしたいと思っているのです。そして目的は達成され、心細い通りはメソメソで満たされるのです?

 それはそれで、仕事は忙しいです。上手く行ってる方だと思います。人も増やしました。正直、面白いです。多分、成功したいのでしょう。金儲けがしたいのです。

 配達帰りに吉野家に寄ると、決まって変な人がいます。漫才のネタ合わせをやってるコンビや、カウンターで熟睡している人、早朝のビールを飲んでる人、金がないと、ご飯だけ頼んでいる人、自慢話を延々と垂れる自称ナンバーワンのホスト、駆け落ちしてきた不倫男女、一点を見つめて動かない痩せ細った男、食事だけが生きがいのような太った男。

 そして僕は、彼らの話に聞き耳を立てながら、牛丼を詰め込みます。多分、僕は傍観者でいたいのです。それらの混沌から最も遠い場所で、上手いこと世渡りしながら、そこに聞き耳を立てていたいのです。

 僕は成功したいのに、成功するのが心細いのです。それと同じくらい駄目になってしまいたいのに、駄目になるのが怖いのです。それは、どういうことかと言うと…。そんな感じの9月でございます。


Tim Hardin - Southern Butterfly



 
posted by sand at 16:59| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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