2009年08月02日

どっかで流れてた音群

 ほてほてと豪雨の街を生きております。しかし、よく降ったな〜。そういう訳か、どういう訳か。レイドバックモード。まったり水溜りに足を取られつつ今日までを振り返ってまいりましょう。

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The Smithereens / Meet the Smithereens!

 我が愛しのマイナー・アメリカン・バンド『The Smithereens』のビートルズカバーアルバムです。選曲はこんな感じで初期の曲ばかりです。
"I Want to Hold Your Hand"
"I Saw Her Standing There"
"This Boy"
"It Won't Be Long"
"All I've Got to Do"
"All My Loving"
"Don't Bother Me"
"Little Child"
"Till There Was You"
"Hold Me Tight"
"I Wanna Be Your Man"
"Not a Second Time"
 荒っぽいカバーです。そこが魅力(だと思う)。なんのことはないカバーですが。長く彼らを聴いていると、オホホとか、ウホホとか随所で微笑んでしまう。ファン以外の人には何のことだかサッパリ分からない魅力満載なのであります。『This Boy』をこんなにシミジミやれてしまうグループは彼らだけだと信じたい。いや信じなければ。いつか生で見てみたいな〜。

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Let It Roll: The Best of George Harrison

 ビートルズのソロ関連はベストで聴く事が多いんですよね。僕はですね。リンゴは『Blast From Your Past』。ジョンは『Shaved Fish』。ポールは『All The Best』。で決まりなんですが、ジョージはアップル編集もダークホース編集も二つとも良くて、一つにまとまらんもんかと考えていたら、出ましたね。ビートルズ時代の曲はバングラデシュのライブ・バージョン。このライブは余計な気もするけど、流れとしては悪くないし。良い曲が揃っています。『Isn't It A Pity』で静かに終わったりしたら、やっぱりウルウルしてしまうな〜。ジャケットも良いし。僕には宝物のような一枚であります。

1) Got My Mind Set On You
2) Give Me Love
3) The Ballad Of Sir Frankie Crisp (Let It Roll)
4) My Sweet Lord
5) This Song
6) While My Guitar Gently Weeps (Live)
7) Any Road
8) This Is Love
9) All Those Years Ago
10) What Is Life
11) Rising Sun
12) When We Was Fab
13) Something (Live)
14) Blow Away
15) Cheer Down
16) Here Comes The Sun (Live)
17) I Don't Want To Do It
18) All Things Must Pass
19) Isn't It A Pity

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Big Star / Radio City

 早く仕事が終わった日に体育館に走りに行こうと自転車を転がしていたら、知らぬ間に新しいBOOKOFFが出来ていました。早速、寄り道してチェック。あまり掘り代物はなかった。けど、開店のご祝儀に何点か購入。娘に頼まれていたブリちゃんのベスト(500円)。なかなかレンタルしても見る機会がないパイレーツ・オブ・カリビアンの1作目のDVD(500円)。それにアレックス・チルトンのBig Starの1作目〜3作目で全部入った2枚組みのCDを見つけた。Big Starは3枚とも、それぞれ大好きで愛聴してきたんだけどCDは持ってないので980円とちょっと高目ですが購入。LINEの再発シリーズのようでジャケットは痛いけど、音は最高。判定は痛み分けで俺の勝ち。

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Alison Krauss and Union Station / Live

Alison Krauss嬢は、当然、Robert Plant氏とのデュオアルバム『Raising Sand』で知った訳なんですが、ブルーグラス界の歌姫とのことで、顔はともかく気になっていました。
で、Union Stationってバンド名義が良いぞ。とネットのどっかで目にしたので早速リッスン。これは凄いね。ブルーグラスには縁がなかったんんだけど、英国のトラッドを聴いていれば、全然、違和感なし。なんだろね。この透明感は…。比べたくはないけど、思い出すな〜。あの死んじゃった女をね。

Baby, now that I've found you - Alison Krauss and Union Station
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2009年07月20日

路上でゴミ袋を抱き締める男のオチのない話。

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The Cure / Show

 深夜の配達中。赤坂の交差点で信号待ちしていた。右側にマクドナルドがある。深夜でも若者が出入りしている。
初老の男が立っていた。60代の前半といったところか。白のカッターシャツに濃紺のスラックス。茶色い薄手のニットを羽織った姿は、役所の事務職を思わせた。後頭部から禿げ上がった頭髪。痩せてはいるが、スッと伸びた背筋。表情には若干の鋭さが残されていた。夜の商売の経理担当者か?そんな感じがした。男からはホームレス系の持つ淀んだ空気は微塵も感じられなかった。

 男はマックの横壁に土嚢のように積み上げられた、黒いゴミ袋を前にしていた。おそらく20個ほどの黒いゴミ袋が横壁を覆うように積み上げられている。

 男はゴミ袋に近寄ると、一つを手に取り、いきなり抱き締めた。男は、ゴミ袋に鼻先を押し付けて左右に顔を振った。すすり泣いているようにも見えた。男は積み上げられたゴミ袋を次々と手に取り、その一つ一つをしっかりと抱き締めた。

 私は少なからず驚いて、その光景を眼にしていた。
男の行為には、実務的というか、効率的といおうか、その種の実践レベルの話なのかもしれない。
例えば、男は鼻先を押し付けて、中の匂いを嗅いでいた。
「夏場だから傷んだレタスはノーサンキュー」とか
「マックのタルタルソースは、ちょっと薄味。僕的にはフィッシュバーガーはノーサンキュー」であったり

あるいは、男はゴミ袋を顔に押し当てる行為に性的な興奮を覚えていた。
「ああ。ミント。やはりゴミ袋はミントでなければ…うわわ」であったり。
「おお。70リットルサイズは良いね。抱いた感触がとても良い。70リットルを抱いたら45リットルはとても抱けない…うわわ」であったり。

 そんな類の実践だ。

 だが私が受けた感じは、そんな浮ついたものでがなく。とてもシリアスで神聖とも呼べる儀式めいた感触であった。
 男は祈りを捧げているのだ。朝に生まれ、夜には無残にも捨て去られる、無数の胎児たちの魂を沈めようとしているのだ。利己的で残忍な先進のビジネスフォーマットに利用され、搾取され、腕や足をもがれ、嘲笑われ、しゃぶり尽くされ、ボロボロになって夜の闇の中に捨て去られる、罪もない生贄たちに、無償の愛を注いでいるのだ。
 愛だ。愛なのだ。愛こそがゴミ袋を抱き締める。

 で、後ろからクラクションを鳴らされたので、その場を後にした訳だが。
夜の闇の中で行われる奇妙で異常な行為でも、見方を変えると、ロマンチックで誠実な行為へと、すり返られていく。

 そんな闇のマジックとも呼べる、異端で奇抜でありながら、ポップでキュートでユーモラスでもあるバンドがキュアーだ。(そうとう強引ですな。今回)

 最後の方は飽きてしまったので、読まれた方が適当に補足してください。お願いします。なんやそれ。

 最近、キュアー聴いてるんですよ。言いたいことは、それだけなのだ。

The Cure - Cut
posted by sand at 15:42| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月11日

Will You Dance? Someday Man

 先週の土曜日。上の娘のお供で街中に出ました。西通りに車を止めて、妻と娘はバーゲンに。私は別れて、いつものCD屋方面に向かいました。西通りは若者が多く、でかいショーウインドウに映る私は腹の突き出た汚らしい親父でして、いつものように生きているのが嫌になりました。ここに生存している事さえ許されないような気がして、息を詰めて死にたくなりました(おいおい)。

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Paul Williams / Someday Man
『An Old Fashioned Love Song』は良いアルバムでした。忘れた頃に聞きたくなって、また忘れて、また聞きたくなります。これはファーストアルバムです。1000円くらいでした。迷わず購入。Roger Nicholsとの完璧なコンビネーションです。どの曲も優雅で美しく、どの曲もどこかが破綻しています。彼のボーカルに潜む痛々しさが、この美しい調べに生命力と強さ(弱さ)を注ぎ込んでいるようです。
I was born a someday man I'm a maybe child
I was born a someday man I was always wild
なんて奥深いリフレインなのでしょう。


 父と母が作り上げた会社は、今は札幌に住む、父と仲の良かった社長さんの手にあります。
 先日、久しぶりに札幌の社長から電話があり「お前、3年だけ、あの会社の社長をやらんか?」と言われました。まったく予想していなかったので動転しました。そして、やっぱり嬉しかったです。やっと少しだけ認められたのかもしれないと思いました。
 15年前。私は常務で、時期、社長でした。でも飛び出してサンドイッチ屋を始めました。表向きは独立して自分の力だけでやって行きたいという理由です。でも本当は怖かったのです。このまま社長になってしまうことが。

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Todd Rundgren / Nearly Human
このアルバムの日本盤は持っていますがジャケットが5本指です。この6本指のジャケを500円以下で見つけたら買いたいと思っていましたが、この日、609円で見つけたので納得して購入しました。609円という値付けの意味をずっと考えていましたが思い当たりません。6本指のジャケに関係があるのかもしれないし、単なる思い付きかもしれません。どっちにしても素晴らしい。609円は素晴らしい。
『Waiting Game』『Parallel Lines』『Can't Stop Running』の3曲がすごく好きなのです。


 大名の方面まで歩くと、ずっと汚らしくて、性格的に偏ってそうな人の姿が増えて来ます。そうすると途端にホッとします。派手な若者の姿が減って、地味で陰気そうな人が路地に点在しています。自分もその中に溶け込んで景色の一部になると落ち着きます。
 人の上に立ちたいとは思いません。もし、それが許されるものならば。

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Steve Winwood / Nine Lives
Winwood、5年ぶりの新作です。彼のアルバムなら迷わず買います。浮き沈みの激しい音楽界にあって、彼のように誠実に(そしてある程度のセールスを伴って)素晴らしい音楽を作り続ける姿には、心底、心打たれます。地味で落ち着いた作りなのですが、不思議な開放感があって、いつ聞いても瑞々しさを感じさせます。この新作も文句の付けようのない出来です。2曲目の『Fly』は近年のベストだと思いました。

 後日、札幌の会計事務所から電話があって、もう少し説明を受けました。まだ、はっきりと決まった訳ではありませんが「お役に立てるのでしたら、協力させて下さい」と答えました。
 妻や子供達は反対しています。せっかくサンドイッチの仕事が上手く行き出した矢先のことです。6月は売上げも利益も過去最高でした。もちろんサンドイッチの仕事をやめる訳ではありませんが。二つの仕事を両立して行こうと考えているのです。

 自分の中にはもう一人の自分がいることを感じます。そいつは成功を狙っているのです。手に入る物なら、貪欲にそれを我が物にしようと思っているのです。

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Janis Ian /Miracle Row
中学の頃『Will You Dance?』がヒットしていて、頻繁にラジオから流れていました。ちょうど洋楽に興味を持ち始めた頃で、大人の雰囲気を漂わせていた、この曲に、大いに魅了されました。それからずっとこの曲が入ったオリジナルアルバムが欲しいと思っていましたが、なかなか巡り合わず、今回ようやく紙ジャケで入手しました。『Will You Dance?』以外の曲もメチャクチャ良くて、完成度の高いアルバムでした。でも結局『Will You Dance?』ばかり何度もリピートして聴いています。
posted by sand at 17:40| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

ここにある生活。向こう側にある生活。

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Sting / The Soul Cages

某月某日
 国民健康保険の口座引き明細を手にして呆然とする。背後から女房が気配を消して近づいて来て、そっと、それを覗き込む。
女房は『キャン』と鳴いて飛び上がり、そのまま床に伏した。
 今年は下の娘が高校受験で、来年は上の娘が大学を目指す。来年、再来年のことを思い浮かべる。我々はいったい、どうやって生活しているのだろう? 黒々とした不安感が足に絡みつく。私は身動き出来ずに立ち尽くす。

某月某日
 重い気持ちを晴らそうと、いつもの体育館に行って走る。今日はやけに人が多く、みんな楽しそうに話し合っているように感じる。ここに通って数ヶ月経つが、まだ誰とも会話したことがない。ただイヤフォンで音楽を聴きながら黙々と走るだけだ。飛び込みセールスは得意だから、いつでも話しかけることが出来るさ。心の中でそう言い聞かせるが、そんな時は訪れない。誰かと視線が合うと気まずく逸らしてしまう。そして自分を恥じる。私はまず『人として不完全なのだ』。そんな言葉で割り切ろうとするが、今日はそれも出来ず、逃げるように体育館を立ち去る。

某月某日
 深夜の配達にStingのThe Soul Cagesを持って出る。Stingのアルバムはシングルカットされた曲を除くと暗くて女々しい音が詰まっていて、わりと気に入っている。The Soul Cagesは最も暗く陰気なアルバムだ。彼の亡くなった父に捧げられたアルバムだと聞くが、私にはStingがStingでいることに苦しんでいるように聴こえる。Stingになろうとか思う人間はStingくらいしか、いないのかもしれない。

 去年も1日も休まなかったが、今年も休んでいない。休もうと思えば信頼できるパートさんはいる。でも、そう出来ない。面倒なのだ。自分でやれば楽だし。自分がいれば済むことだ。

 ハンドルを握りながら自分は自分でいることが苦しみなのか、楽しみなのかを考えてみる。いくつかの材料を並べて量りにかける。天秤は上下に揺れて落ち着かない。量れるはずもない。
 それで大きなアクビなどして、自分を誤魔化したりした。

Sting - Why Should I Cry For You?
posted by sand at 17:49| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月07日

夜行便の女

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The Georgia Satellites / Open All Night

 深夜の配達を始めた。

 2月末頃、長浜の鮮魚市場から依頼があった。午前2時までに毎日配達して欲しいと言われた。断るつもりで店主に会うと70歳近い奥さんだった。好人物で是非ともと頼み込まれた。奥さんの恥らうような笑顔を見て、納品を引き受けた。

 そこはコンビニではなくショップでもストアでもなく、見るからに『売店』と呼ばれる場所だった。時代に取り残され、次第に衰退して行く売り場だった。
 私はそんな売り場が好きだった。大手食品スーパーへの納品より格段に楽しい仕事だった。

 鮮魚市場は意外な程良く売れたので、少し離れた場所にある中央青果市場を営業で訪ねた。店主は60過ぎのオッサンで、やはり好人物だった。少しばかり値段を叩かれたが(彼らは好人物ではあったが、お人好しではなかった。商売に向いていないのは唯一お人好しだ)気持ち良く、販売を決めてくれた。

 毎朝、午前1時にパートさんがやって来る。店の作業を替わってもらい、用意して配達に出る。別府の中村大前で右折して、六本松方面に向かう。九大が移転して、この街も寂しくなった。けやき通りを通って警固に着く頃には、深夜でも賑やかになる。四つ角の屋台はいつも一杯だ。赤坂を抜け、長浜に着くと、空気が変わってくる。港の空気だ。交番前に車を止めて、市場会館に商品を運ぶ。

 午前1時30分頃から、青果市場のある那珂に向かう。福岡で一番賑わう渡辺通りを通る。ここも屋台が出て人通りは多いが、大型百貨店のビルが覆い被さるように立ち並び、異様な圧迫感を感じる。日赤通りを進み、那の川で左折して百年橋を渡る。このあたりは博多の名残があって好きな場所だ。松下電器を右方向に抜けて川沿いに車を走らせる。ここは昼間でも日当たりの悪い陰気な道だ。前方から女が歩いてくるのが見える。対向車はない。一目見て、女は"あっち側"から来たことが分かる。対向車線にはみ出して、女の横をすり抜ける。ルームミラーで女の姿を確認すると、やはり姿はなかった。何故なら女は、私の横に座っていたから。
 
 私は女の顔を見ないようにする。特に目を見てはいけない。
両手の指を開け閉めして、痺れがきていないか確認する。運転中に金縛りに遭うとかなり危険だ。向こう側に引き釣り込まれることになる。痺れがなければ、車を止めずにその場所を離れた方が良い。私はアクセルを踏み込んで、先を急ぐ。

 女が何か喋った。私はそれを聞かない。聞いてはいけない。恐る恐るカーステレオに手を伸ばしてボリュームを上げる。威勢の良いアメリカンロックが大音量で流れた。車内の空気が変わってゆく。青果市場に着く頃には、隣に座っていた女の姿はなかった。

 青果市場で納品を済ませると自販機でコーヒーを買い求め、シートに深々と座り一息つく。午前2時の青果市場は、夜光虫のようにリフトが動き回り、SF映画に出てくる近未来を感じさせた。
 シートにもたれてコーヒーを飲んでいると、先ほど、私が聞くのを拒んだ、女の言葉が蘇ってきた。女は私の耳にではなく、どこか他の場所に語りかけたのかもしれない。

『わたしは…』女の言葉だ。『わたしは…わたしを探す者を…探している…』女はそう言った。

 私は女に返すはずだった言葉を考える。でも上手い言葉は出てこない。どっちにしても私は女の問いに答えることなど出来なかった。我々は何もかも分かったような顔をして、実際は何も分かってはいない。どいつも、こいつも分かってはいない。だから答えは聞けはしないんだよ、ねぇSheila。(彼女の名は恐らくSheila)

The Georgia Satellites - Sheila

posted by sand at 16:50| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

チワワ犬ぷっちょ。その堕落した生活を憂慮す。

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 チワワ犬ぷっちょ氏(女子)の行く末に不安を抱いている。と言っても大した不安ではない。なにしろ画像を貼りたかっただけなのだから。

 ま、そう言わず不安がってみようではないか。仲間じゃないか。ご同輩。そんな訳で改行後に画像を貼ろう。

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 さあ、不安がろうか。どんな不安があるかな? ああ、眠くなった。明日の仕事が不安になってきた。小生が不安がってる場合じゃないぞ。さあ、改行後に3枚目の画像を貼ろう。さっき奥さんの携帯から送ってもらったのだ。




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 最後の画像を貼り終えた。満足だ。『チワワ犬ぷっちょ。その堕落した生活を憂慮す』と言うのは、いったい何だったのだろう? 小生はこのエントリーの中で何を訴えようとしていたのであろう? そして職場の中で、あるいは家族の中で、あるいは友人の中で、あるいはネット社会の中で、日々孤立し、疎ましがられて生きている小生の存在とは、いったい何なのだろう?

 とにかく憂慮しなければ…
posted by sand at 18:09| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

放置されたブログを恐る恐るイジルの巻

 放置しました。また。

犬飼いました。チワワ犬。画像を張りたいけど面倒くさい。


 最近は忙しいですね。不景気なのに有難いことです。
腰が痛くて休んでた体育館、昨日行きました。やっぱり良い気持ち。

 誰が読むやら、このブログ。ですが、いま少し。
 
仕事は今が一番面白いかもしれません。なんちゅうか理想に少しだけ近づいた気がします。でも、まだまだ。

 母は、やたら元気になりました。介護認定を受けて、ヘルパーさんに来てもらっています。うちの店の仕事を手伝わせたりしています。抗がん剤は軽いのに替えてもらいました。それで、どうなるかは、わかりません。

 嫁さんの腸にポリープが見つかりました。血便が出たので、無理に病院に引っ張って行きました。結果を聞きに行くのが怖いようです。もう3週間も放置したまま。私は見つかって急に安心しました。まだ、大きさ6MMだし。悪性の可能性もあるけど。6MMガンなら勝てそう。
 志穂美さんもお大事に。いまさら。

 子供たちは、どうなんでしょう。いろいろあるみたいですが。任せることにしました。君の人生を君に任せよう。なんて。単に面倒くさくなっただけ。
 二人とも少しだけ、店の仕事を手伝うようになりました。請求書をまとめたり。ホットドックを作ったり。ラベルを打ったり。
 でも学んだりして欲しくない。これはお父さんが半分遊びでやってることなんだから。商売で学ぶことなんて一つもないよ。ただ楽しむだけなのさ。なんてことを、ここ最近、考えます。

 キヨシロウさんが死んで思うことは、やっぱり小説を書いていたいな〜ということです。今の仕事にも夢があります。すぐ実現できそうなものから、もっと時間がかかるものまで。

 でもヘタな小説でも書き続けたい。書き続けなければ、いけないのではないかと思いました。なぜなら、それを始めてしまったからです。

 キヨシロウさんが死んで、キヨシロウさんの曲を聴きたいとは思いません。なぜでしょう?TVから流れても耳をふさいでしまいます。ワイドショーに映ってもチャンネルをかえてしまいます。

 そういうのではなくて、その死は、そういうのではなくて、何かを始めなくてはならないと思うからです。始めたことは続けなくてはならないと思うからです。あまり脈略ないけど、あくまで個人的に、そう思った次第でして。ですが、時間がないのが難点。まあ、焦る必要はないわけでして。
 
 えらい長文になってしまった。少し混乱していたのでスッキリしました。人生に走る時期と歩く時期があるのなら、今は走る時期なのでしょう。ヤケクソ気味に走る時期なのでして。
posted by sand at 16:33| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月26日

体育館マン

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Matchbox Twenty / More Than You Think You Are

 たいへん久しぶりに更新(手抜き)しようと思いますが、元気です。やたら元気です。あへあへ?

 体育館に通っていましてね。走ったり、重い物を持ち上げたりしていましてね。しかも金を払って(260円)。

 で、それだけです。特に何もないです。相変わらず。

 自転車で遠くの中古盤屋やブックオフに散策に行ったりもしています。だいたい500円以内で何枚か買って喜んだりもしています。

 最近、良かったのは。マッチボックス20とかライアン・アダムスとかU2とかポール・ウェラーとかエアロスミスとか。いつものです。

 そんなこんだで3月も終わりです。週末に母が退院します。一時は危ない時期もありましたが、結局、今年も桜を見れるようです(多分、まだ死なない)。では。
posted by sand at 18:09| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月31日

先週末に降った雪

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KEITH CROSS AND PETER ROSS/BORED CIVILIANS

 土曜日に弟と子供たちが母を見舞いにやってきた。妻と玄関を出ると、ちょうど雪が降り出していた。

 母は痛みが治まらず、来週入院することになっていた。弟は、パート勤務で休みが取れない嫁さんを残して、母のアパートに来ていた。私は妻が作ってくれた、おでん鍋を持って母の元に向かおうとしていた。
「これは積もるかもね」妻は空を見上げた。
「困ったね」私は妻に答え、翌日の配達に気を重くした。

 途中、本屋に寄って、弟の子供たちに雑誌を買った。母のアパートに着く頃には、屋根に薄っすらと雪が積もった。
「おお」
「ああ」男兄弟の会話は感嘆詞で構成されている。

「ああ、痛そうだろ?」
「ううん。痛そうだね」母の痛みで歪んだ顔を見ながら、兄弟二人つぶやいた。

 帰る時間には外は吹雪になっていた。視界が狭まり、白いカーテンで間仕切りされたようだ。帰りは夫婦二人とも黙っていた。

 寝る前に雪景色を見ながら、配達で雇っているKさんが明日来てくれるか心配になった。Kさんは少し上の年齢の女性で、休みが要らないという人だった。去年も3日くらいしか休んでいない。うちの仕事の他に二つ仕事を掛け持ちしている。Kさんが働かなければならない理由は幾つかあるのだが、それほどまでに働く理由は見当たらなかった。
「少しは休んだ方が良いよ。俺、代わるから」私は事あるごとにそう言った。
「良いって。出ますよ。あれですよ。自転車って止まったら倒れてしまうでしょ? それですよ」
 彼女は多分ちょっと変わった女性なのだろう。でも彼女が乗っている自転車は、よく分かる。止まったヤツから倒れていく。ここいらの常識なんだ。

 深夜、起き出して、身支度をする。恐る恐る玄関の扉を開ける。一面の雪景色。でも不思議と道路に雪はなかった。歩いてみると凍結もしていない。私は安堵して車を車庫から出す。

 朝の7時。騒々しい製造のパートさんたちに見送られて、私は配達に出た。Kさんも元気に出勤してくれた。
 いつもは聴かない珍しいCDを車に積んでいた。KEITH CROSS & PETER ROSSの『BORED CIVILIANS』。

 雪は激しく降り続いたが、湿った雪のようで、道路に触れると途端に溶けてしまった。日曜の早朝だけに車の通りは少なかった。『BORED CIVILIANS』を聴きながら雪景色の街を走り抜けた。ジャケットは、いかにも英国フォークなのだが、意外にもプログッレッシブなギターワークを聴かせてくれる。凛と透き通った英国フォークをベースにしながら、変化に富んだ構成で伸びやかな開放感も兼ね備えている。キャラバンのJimmy Hastingsが印象的なフルートを聴かせてくれる長尺のナンバーもある。フォザリンゲイの「Peace in the End」のカバーもあったり、ニック・ロウも参加と英国好きには、たまらない内容の名盤。

 途中、春日公園の景色に見とれてしまい、駐車場で一休みする。自販機で缶コーヒーを買ってきて、シートを倒してボンヤリする。『BORED CIVILIANS』の美しい響きの中に浮かび上がる、雪の映像は素晴らしかった。

 しばらくウットリと夢心地でいると、どこからか大きな物音が聞こえて、私は飛び上がった。「何の音だろう?」私は辺りを見回すが、雪に阻まれて何も見えない。そこで何が起きているのか、私には見えなかった。
posted by sand at 17:50| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

You Can't Relive the Past

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Eric Andersen / You Can't Relive the Past

 今年になって買ったのは、Leo Sayerの「Living In A Fantasy」、KC & the Sunshine Bandのベスト、そしてEric Andersenの『Avalanche』『You Can't Relive the Past』などです。

 とりあえず気に入ったのは、『You Can't Relive the Past』。Eric Andersenは地味なミュージシャンながら、自分にはジャストフィットする世界観を持った人で細々と集めて行きたいと思うフェイバリット音楽家の一人です。

 ディランと根っ子を同じにするシンガーソングラターで『Blue River』は決定的名盤です。同時代のソングライターがそうであったような政治的な楽曲よりも、内面を掘り下げる繊細で浪漫溢れる作風に定評があります。放浪を愛し、リアルな情景描写により雨に濡れたような音世界を紡ぎだします。『Blue River』に流れる夏の日の落陽のような世界観は、心の奥深くを青いペンキで塗り込められ、深遠で透明なイメージで満たしてくれます。また一方で、狂気の側面を併せ持つ人でもあるような気がします。あまりにも無垢な心情の吐露は、狂気すれすれの危うさを常に抱えているような気がします。ニール・ヤングがボブ・ディランが早川義夫がそうであるように。

 2000年に発表された『You Can't Relive the Past』は、その数年前にリリースされた『Ghosts Upon The Road』に良く似た感触を覚えました。イメージとしては寒い冬。冷たく濡れた床。安宿の汚れたシーツに包まる旅人。両手の指には決して消えない匂い。とか、そんな感じでしょうか?
 表題曲は、やはり浪漫と狂気の同居人ルー・リードとの共作になっています。ディランがダニエル・ラノワと組んで作り上げた、バサバサの隙間だらけのロックンロールをピッタリとしたビニールでコーティングして退廃的に仕上げる手法(ちょっとしたボンテージ)に良く似たアレンジが施されています。

 書き上げた絵画に誤ってコップの水を零してしまい、その完成作が見る見るダメになっていく様、ヒタヒタと水流が造形美を侵食していく様、それらは絶望的ではあるが、実に美しい。何もかも投げ出して見入ってしまうほど美しい。そんな人です(この形容で分かる人もいない)。

 今年は買いたい音楽も溜まったし、数枚づつでも買っていこうかな。
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2009年01月15日

やっと来ました。『Other People's Lives』

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Ray Davies / Other People's Lives

 キンクスとの付き合いは、中学生の終わりか、高校生の頭だった思いますね。もう24〜25年になるのでしょうか? 最初に買ったのが『サムシング・エルス』と『アサー』でした。これが全然、面白くなくて、当時はレコードを買うお金が貴重だったので、ムチャクイチャ後悔しました。ハードでもキャッチーでもなくて、なんか地味な歌をブツブツ歌ってるくらいなもんでした。で、そのうちキンクスに捕まっちゃう訳なんですが、どれくらい経ってからだろう? 半年か1年か。とにかく何ヶ月か放り投げてて、ある日、鳴らしてみたら『おお〜』って入って来ましてね。それから全国を廻って当時入手困難だったレコードを揃えました。あれは良い思い出。そして幸福な時代でした。

 時は巡り、4〜5年前に出た、レイ・ディビス本格的なソロアルバム『Other People's Lives』。これまた乗り遅れてしまいました。1曲目のイントロからして『キンクスじゃないぞ!』。ソロアルバムだから当たり前だけど。私はキンクスの大ファンだったのでね。デイブのキンキンしたコーラスと無闇に厚い(暑い)ギターがないとね…。やはりキンクスはディビス兄弟のバンドだったのです。

 それからさらに時を重ねた昨日こと。何気に『Other People's Lives』を再生したら、なんと、ものの見事に捕まった。ようやく捕まえてくれたのね。なんや、あんなゲーハ親父でも嬉しい。

 気取りすぎだと思っていた1曲目だけど、よく聴けば『ドゥ・イット・アゲイン』もこんな感じだった。そんなに新しいアプローチでも無いのに、この新鮮さは何でしょう? これは頑固親父がキンクスの歴史に叩き付けた挑戦状か。なんにしろ生き生きとしたナンバーが並んでいて飽きさせない。どうして最初からそれに気がつかなかったんだろう。俺のバカ。シングルカットされたボートラ扱いの曲がスタックスソウルを感じさせるソウルフルなナンバーでニヤニヤした。

 『フォビア』はそんなに好きになれなかったので『UKジャイヴ』以来になるね。オリジナルアルバムで気に入ったのは。やっぱりカッコ良いわ。あの親父。
posted by sand at 18:27| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月11日

Flowers In The Dirt

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Paul McCartney / Flowers In The Dirt

 今日は天気も悪く、気分的に滅入った日でした。

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2009年01月03日

傾いだ国の傾いだ目印

Live and Dangerous.jpgOne for the Road.jpg

 おめでとうございます。年末に連休を取って、正月は働きました。不況の波はドンドン迫っていまして、のんきに休んでたらウチみたいな零細はアッという間に切られてしまいます。自営はそんなものです。昔からそうですが、不況時は特にシビア。

 もう溜息も出ないほど、世の中はヒドイものです。まだ年若いホームレスを見かけるようになりました。行方不明の同業者。先の見通しの立たぬまま、緊急融資で急場をしのいでいるだけの経営者。去年の10月から客足が半減したと青い顔をするラーメン店の店主。
 でも同情も共感も出来ません。する余裕はありません。ダメならやり方を変えるだけ。ずっと昔からそうでした。誰も望むような状況を作ってはくれません。

 今年のテーマは勉強にしました。頭悪いけど。

1.調理師の免許を取る(その勉強)
2.英語の復習
3.マーケティングの勉強
4.確定申告(青色)を会計事務所に頼まないで、自分でやる。


 とりあえず直ぐに出来そうなところから。あと経済や政治も今まで通り注意して見て行きたい。あと、運動して減量もしないと。
 立派な経営者になりたいとは思わないけど、今年は注意した方が良いんじゃないかな。曲がり角だと思う。

 とは言いつつ、商品開発や新規開拓は、夢を売る仕事でもあるから、徹底して楽観的に行かないとね。
 難しいけど、今年はこんな感じでやってみたいです。ブログは例年通り手抜きで。小説は書くのに時間がかかるから今年はやめとこう。日記と音楽のことを少し。

 新年になって聴いたのは、いつものように単純明快なハードロックと土の香りのするアーシーな英米のロック。この二極化が近年顕著になってきました。どういうことでしょう?

 今日、車に聴いてたのは、Thin Lizzyの『Live and Dangerous』とRonnie Lane & Slim Chanceの『One for the Road』。ジャンルは違うけど並べて見ると似ていなくも無いのが面白い。
 どちらも愛すべき大馬鹿野郎で、私は彼らのようにカッコ良くは生きられません(それが今日の結論)。
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2008年12月31日

Tracy Hide(さよなら2008)

The Wondermints.jpg
The Wondermints

 今年もいよいよ終わりです。恒例?のマイ・ベスト・アルバムはAC/DCの『Black Ice』。
マイ・ベスト・ソングはThe Wondermintsの『Tracy Hide』に決定しました。『Tracy Hide』は、2000年発表の作品のようですが、こんなに良い曲なんだからOKなのです。

The Wondermints / Tracy Hide


 今年は色々ありました。最後になって業務用大型冷蔵・冷凍庫がぶっ壊れてバタバタしました。
 が、良い年だったように思います。仕事面でも業績を伸ばすことが出来たし、生活面でも重大な転機がありました。

 さて来年はかなりの不況に見舞われそうですが、焦らず、慌てず、コツコツやって行こうと思います。今年は頑張ることより、楽しむことを優先してやってきました。それで驚くほど良い結果が残せました。来年もそうありたい。そういうのが子供たちに伝わることを願って止みません。

 では良いお年を。
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2008年12月14日

恋の追跡(ラブ・チェイス)

 一部(三人だけ)で盛り上がる、このシリーズ。深みにはまっていきます。今回もタイトでヒップなナンバー聞いてくれよ。

 まずは強力FUNKナンバーからだ。JB譲りのダイナマイトファンク!スタックスソウル風のブラス。連打されるコンガがサンタナ風のラテンフレイバーを添える心憎い演出。名曲の多い菲菲だが、まずはこの曲でスタートだ。

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2008年12月12日

散れぬ花

Nick Drake.jpg
Nick Drake - Five Leaves Left

 先週から入院していた母ですが、今週はじめに退院して、近くのアパートで暮らしています。先週、主治医に呼ばれて、身体の3箇所に癌が転移していること。手術や放射線治療は不可能なので抗がん剤の治療を行うこと。治癒の可能性は無いこと。抗がん剤には相応の副作用が伴うこと等を本人立会いの場で告げられました。

 母はだるそうにテーブルに頬杖をついて、それを聞いていました。
「やるかい?」と母に聞くと首を縦に振ったので、治療が始まりました。2週間おきに48時間の連続点滴で抗がん剤を流し込みます。
 副作用は、意欲の喪失。食欲の減退という形で現れました。

「せっかくだから長生きしなよ」私が母に言うと。「アハハ」と母は、だらしなく笑いました。

 10年数年前。私と母は憎しみ合い、傷つけあって別れました。10年後に再会した母は病院のベッドの上でした。

 10年前、母は私に多額の借金を押し付けて、逃亡しました。私は、いろいろ手を尽くして1年がかりで母を自己破産させました。所謂、闇金融も含まれていて、私は何度も死ぬ思いを味わいました。

 それから10年後にベットの上の母を見て、私は母を許し、母の残りの生涯を引き受ける決心をしました。10年かかって母を許す理由を探していたように思います。逃れられないのは血であり、自分という存在が育まれた場所であった訳です。
 もうひとつ、私が母を許さなければならなかったのは、許すことで、私は母から自由になれる気がしたからです。血の束縛を断ち切るために母を引き受ける必要があったように思います。

 母を自分の近くに呼び寄せて、私はホッとした気持ちでいます。あと、どのくらい生きられるのか分かりませんが、とにかく私は、その人を憎む必要がなくなりました。人を憎む気持ちを持つことは厳しく辛いことです。
 人を愛する気持ちを持てることは、たいへんラッキーなことなのです。

 ファーストアルバムの頃のNick Drakeを繰り返し聴いています。どこがどう良いのかを説明することは私には出来ません。
 ただ、このアルバムの幾つかの曲に感じる、外の世界への病的な臆病さと、同時に垣間見える僅かな期待が胸を打ちます。 
 希望と呼ぶには、あまりに小さ過ぎる、ごくごく僅かな期待があるのです。

The Thoughts Of Mary Jane - Nick Drake
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2008年11月26日

The Kids Are Alright?

The Kids are Alright.jpg
The Who / The Kids are Alright

 なんと3日連続更新。今日は忙しかったけど、早く終わって良かった。

 娘たちも中学と高校ともなると、ほとんど(どころか全然)話すこともなくなりました。平日は私が寝付いた時間に帰ってくるし、娘たちが寝付いた時刻に私が起きる。土日は部活か遊びで、ほとんど家にはいません。たまの買い物もお母さんと二人で行くほうが、ゆっくりあるようで、お父さんは留守番が定位置になりました。

 で寂しいかと言うと(ま、少しは寂しいけど)そうでもなくて、結構、気楽です。女房の方が心配して「あなた、それで良い訳?」とか詰め寄りますが、どうなんでしょう? あまり危機感とか感じない。父娘の疎通にどのくらいの価値があるのかな? 父はだいたい金のことかエッチなことしか考えていないというのに。
 子育てはこうだ!と大上段に気負うつもりもないし。かと言って、子供は子供と割り切るつもりもないし。中途半端に遠くから指をくわえて眺めてるみたいなもんかな。
 お父さんは、どんなに邪険に扱われても、お嬢さんたちが、大変、好きなのです。で。で、どんな時でも決して近づいたりしないし、決して離れたりもしないのです。

 実のところ、私はただ臆病なだけで、大きな間違いを犯している。と疑うときもあります。って言うか年中、頭を悩ましている。だけど、たいして良い答えが出ないまま、傍観者であることを受け入れようとしている。持って生まれた臆病さを理解がある父親像とすり替えようとしている。
 他人の家庭は、いつも良く見えます。どうしたら、あんなにフランクに会話できるんだろう? 幸せそうなんだろう? 頼もしそうなんだろう? 世に父親教習所があるのなら3週間くらい、みっちりレッスンを受けたい。まあ、素敵なパパね。とか言われる父親になりたいな〜。

 現実は日々悶々としながら子供たちとの距離は離れて行くばかり。そして言い訳ばかり考えているのが現実です。

 自分はどうして、あんなに父母を憎んでいたんだろう?と最近良く考えます。一方で、それは自立のために必要な思考だった(ある限られた年齢において)と考えられるし、もう一方でメチャクチャ可愛げのないガキだったんだな〜とも思います。

 メチャクチャ可愛げのないガキは、メチャクチャ可愛げのない親になるんじゃないの? それが今日の答え。

The Who / The Kids are Alright
posted by sand at 16:31| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月25日

午前3時の雲にのりたい

意外な反響があって驚いています。今回はガールズポップ編。なにか忘れているような気がするけど、もう時間がないしこのへんで。

やはりジュンさんは、いろいろあって、どれも素敵ですが、この曲一番好きなんです。

黛ジュン - 雲にのりたい


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posted by sand at 16:18| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月24日

午前3時の夜間飛行

 依然、昭和歌謡にドップリの日々でございます。今回はランダムにベストワークをば。

 まずは、ちあきなおみさんです。この人は聴けば聴くほど深みにはまるようです。今回は73年の『夜間飛行』が素晴らしい出来なので、それを紹介しようと思っておりますと、凄いのを発見しました。朝日のあたる家。訳詩は浅川マキさん。こりゃジャニスですな。凄すぎます。

ちあきなおみ"The House of The Rising Sun"


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posted by sand at 15:19| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

午前3時のティーブレイク

 午前3時のティーブレイク。もう、みなさまお馴染みのNHKラジオ深夜便『にっぽんの歌・こころの歌』でございます。

 ここ最近印象深かったのが、17日放送の『青春の歌:思い出のフォーク&ポップス〜女性歌手作品集』でございました。

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posted by sand at 17:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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